福井県越前市にある西洋料理店、夢屋さんとの仕事です。
30年以上前、結婚式の二次会をさせていただいて以来のご縁です。スペインを愛するオーナーは、今もスペイン語の勉強会を続けていらっしゃいます。
店内には数本の太い通し柱があり、そのどれにも訪れた方々のサインが刻まれています。越前市では毎年音楽会が開かれていて、演奏に来られた音楽家の方々も、海外から訪れた方々も立ち寄ってしまうお店。お客さまとの思い出の写真も、店内のあちこちに飾られています。時を重ねたご夫婦が迎えてくださる、ゆったりとした時間の中で美味しいお食事を味わえる、そんなお店です。
ショップカード、エントランスのチョークボード、店内のコルクボード、メニュー、SNS用のPRカード。お客さまが夢屋さんに触れる場面それぞれに合わせて、長い時間をかけて少しずつご一緒してきました。
お肉料理が主役のお店なので、色はお料理を邪魔せず、引き立てることを大切にしました。手書きの線も、紙の質感も、お店がもともと持っている空気に静かに馴染むように。派手に主張するのではなく、お客さまの時間がゆっくりと流れていくように。
長い時間ご一緒できる方とのお仕事は、私にとってかけがえのないものです。これからも、こうした出会いを大切にしていきたいと思っています。
西洋料理店
色と手書きで紡ぐ、名店の世界観










