座椅子商品開発・展示ブース設計

― 身体と空間を整えるプロダクトデザイン ―

概要
クライアント|ノダコー株式会社
(現:イーノ http://i-no.jp/index.html)

内容|商品企画・プロダクトデザイン・色彩設計・撮影ディレクション・展示ブース設計
成果|3商品商品化/展示会出展/リビングアクセサリー部門大賞受賞

座椅子メーカー ノダコー株式会社(現:株式会社イーノ)座椅子商品の展示会ブースデザインです。

背景

座椅子金具において高い信頼を持つメーカーより、
新しい時代に向けた商品開発の依頼をいただきました。

従来の座椅子の延長ではなく、
「これからの暮らしに調和する、新しい提案」を。

単体の家具ではなく、
身体・空間・色彩の関係を含めた設計が求められていました。

商品開発|身体と調和する三つの提案

複数案の中から、三点が商品化されました。

1|包み込む丸型リクライニング

従来の直線的な座椅子とは異なる、
丸いフォルムによる安心感と包容感。

信頼ある金具メーカーの強みを活かし、
機能性と造形美を両立させています。

身体を預けた瞬間、
視覚的な柔らかさと感覚的な安定が一致する設計。

色彩は木質空間との調和を基調とし、
一点の魅せ色によって印象に残る存在へと整えました。

2|低座の背もたれ椅子(和との調和)

和室との相性を意識した、直線的で端正なフォルム。

座椅子メーカーならではのクッション構造を活かし、
見た目は静かに、座り心地はやわらかく。

和風すぎず、洋風すぎない。
どちらの空間にも馴染む中間的な色域を選定しました。

3|構成できるシステムクッション

6つのクッションを組み合わせ、
ソファ・クッション・テーブルへと変化する可変型プロダクト。

重ねたときの美しさ、
収納時の佇まい、
持ち運びやすさ。

「使われていない時間の姿」まで設計対象としています。

既成布からの色選定という制約の中で、
違和感のないバイカラー構成を構築しました。

色彩設計の視点

いずれの商品も、

・木の空間に溶け込むこと
・長く使っても飽きないこと
・空間を壊さないこと

を前提としています。

派手に主張するのではなく、
空間の質を静かに引き上げる色。

それが、このプロジェクトの軸でした。

カタログ撮影ディレクション

本商品はカタログ販売が主軸。

撮影は受注に直結します。

背景色との関係、
商品同士の色の並び、
単体と空間イメージの両立。

「違和感なく心に残る」ビジュアルを目指しました。

色は、写真の中でも環境をつくります。

展示ブース設計

展示会は、実際に座り、触れ、体験してもらう場。

従来の“座椅子売場”の印象を超え、
新しさと楽しさを感じられるブースを設計しました。

明るく入りやすい構成としながら、
商談が穏やかに進む配置計画。

限られた予算の中で、
ブランド名が印象に残るファサードを整えています。

受賞

2007年4月4日~4月6日
「第2回インターナショナルホームファッションフェア」(東京ビッグサイト)

ノダコー株式会社様が
リビングアクセサリー部門大賞を受賞。

本プロジェクトに携わらせていただいたことは、
大きな喜びとなりました。

このプロジェクトが整えたもの

これは単なる家具開発ではありません。

・身体の感覚
・空間との関係
・色による印象
・販売に至るビジュアル戦略

小さなプロダクトの中に、
環境設計の思想を宿したプロジェクトです。

整えられたプロダクトは、
空間と身体のあいだに、静かな調和を生み出します。

株式会社イーノ(旧ノダコー株式会社)ZARAKU座椅子の商品開発に携わりました。

ZA RA-KU

株式会社イーノ(旧ノダコー株式会社)ZARAKU座椅子の商品開発に携わりました。
株式会社イーノ(旧ノダコー株式会社)peace座椅子の商品開発デザインに携わらせていただきました。

Peace

株式会社イーノ(旧ノダコー株式会社)peace座椅子の商品開発デザインに携わらせていただきました。
株式会社イーノ(旧ノダコー株式会社)peace座椅子の商品開発デザインに携わらせていただきました。
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